陸上競技は世界中で愛されているスポーツで、数々の伝説的な選手が誕生してきました。100mで世界を沸かせたスプリンターから、42.195kmを走り抜けたマラソンの英雄まで、その名は今も語り継がれています。
本記事では、短距離と長距離に分けて、陸上界のレジェンド選手たちを紹介していきます。
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短距離のレジェンド陸上選手【100m・200mで輝いた名選手】

ウサイン・ボルト — 人類最速のスプリンター

引用元:https://www.jiji.com/jc/v4?id=201608Usain_Bolt&p=201608-022110631
ジャマイカ出身のウサイン・ボルトは、100mと200mで世界記録を樹立した“人類最速の男”。北京、ロンドン、リオと3大会連続で金メダルを獲得し、陸上界の歴史を変えました。その圧倒的なスピードと余裕のある走りは、観客を魅了しました。
👉 ボルトの現在の活動については、こちらの記事で詳しくまとめています。
アサファ・パウエル — サブ10秒の伝道師

引用元:https://news.ntv.co.jp/category/sports/96f6740e3bb84865857ff8980a3e4bb3
ボルト以前に「サブ10秒」の時代を切り開いたのが同じジャマイカのアサファ・パウエル。通算97回ものサブ10秒を記録し、安定感のある走りで多くのファンを魅了しました。金メダルには届かなかったものの、彼の功績は短距離界の基盤を作ったといえます。
カール・ルイス — 五輪で9個の金メダルを獲得した伝説

引用元:https://www.jiji.com/jc/d4?p=crl986-jlp00991311&d=d4_run
アメリカのカール・ルイスは、1980〜90年代を代表するスーパースター。100m、200m、走幅跳でオリンピック9個の金メダルを獲得し、“陸上の王様”とも呼ばれました。特にソウル五輪の100mでは、世界中がその走りに魅了されました。
ジェシー・オーエンス — ベルリン五輪で歴史を変えた名選手

用元:https://www.ssf.or.jp/knowledge/history/olympic_athlete/04.html
1936年ベルリン五輪で、100m・200m・走幅跳・リレーの4冠を達成したアメリカのジェシー・オーエンス。人種差別の色濃い時代に、圧倒的な実力で世界を驚かせ、スポーツの力を証明しました。
長距離のレジェンド陸上選手【マラソン・5000m・10000m】

ハイレ・ゲブレセラシエ — 長距離の皇帝

引用元:https://www.olympics.com/ja/original-series/episode/where-are-they-now-haile-gebrselassie-s-legend-lives-on
エチオピアのゲブレセラシエは5000m・10000mで世界記録を更新し続けた「長距離の皇帝」。シドニー五輪ではケニサ・ベケレとの壮絶なデッドヒートが今も語り継がれています。
モハメド・ファラー — ラストスパートの魔術師

引用元:https://www.afpbb.com/articles/-/3138213
イギリスのモハメド・ファラーは、5000mと10000mでオリンピック連覇を果たしたレジェンド。特徴的なフォームと、最後の100mでの爆発的なスパートはまさに芸術的。ロンドン五輪での地元ファンの熱狂は印象に残っている方も多いでしょう。
ケネニサ・ベケレ — 世界記録保持者

引用元:https://www.afpbb.com/articles/-/3006267
エチオピアのケネニサ・ベケレは5000mと10000mで2004年~2020年まで長らく世界記録を保持。トラックだけでなくマラソンでも成功し、長距離界の頂点に立った選手の一人です。
陸上界の名場面・歴代の感動レースまとめ
- 2008年 北京五輪 100m決勝 — ウサイン・ボルトの圧倒的勝利
9秒69の世界新記録を樹立。途中から胸を叩きながら余裕のゴールを決めた姿は、衝撃とともに「人類最速」の称号を決定づけました。 - 1936年 ベルリン五輪 — ジェシー・オーエンスの4冠達成
ナチス政権下で開催された大会で、オーエンスは人種差別を覆す圧巻の走りを披露。スポーツの力で歴史に大きな影響を与えました。 - 2012年 ロンドン五輪 — モハメド・ファラーが地元の声援を背に連覇
スタジアム全体が「モー・ファラー!」と大合唱。地元開催の大声援に応え、5000mと10000mの2冠を達成し、英国中を熱狂させました。 - 2004年 アテネ五輪 — ゲブレセラシエ最後の輝き
度重なる故障に苦しみながらも、王者の意地を見せた走り。惜しくもメダルを逃しましたが、その挑戦する姿勢が観客の心を打ちました。
この映像は何度見ても爽快で、今見返しても鳥肌が立つシーンです。
人種差別を覆す圧巻の走りは今見ても感動。逆境すら覆すスポーツの力も凄いと感じさせられる映像です。
ラストスパートには圧巻!!地元の声援を受けながら最後まで力を振り絞る姿に感動。さらにスポーツの魅力を感じました。
まとめ:陸上界の名場面から学べること
陸上の名場面を振り返ってみると、ただ「速さ」や「強さ」を競うだけでなく、その裏には選手たちの努力や時代背景、そして観客との一体感があることに気づきます。
個人的にもっとも印象に残っているのは、2012年ロンドン五輪でのモハメド・ファラーの走りです。スタジアム全体が総立ちとなり、声援が一つにまとまった瞬間は、画面越しでも鳥肌が立ちました。スポーツが持つ「人を勇気づける力」を改めて感じた場面です。
ウサイン・ボルトやジェシー・オーエンスのように歴史に名を残す選手もいれば、惜しくも勝てなかった挑戦の中で輝きを放った選手もいます。どのシーンもそれぞれのドラマがあり、今見返しても心に響きます。
これから先のオリンピックや世界選手権でも、新しい名場面が生まれるはずです。その時、また私たちは「スポーツの感動」を共有できるのだと思うと、とてもワクワクしますね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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